うみとひとの物語

私の好きな小樽の海⑦

あなたの好きな小樽の海の景観

皆様からご応募頂いたエピソードを紹介します。
前回ご紹介したものはこちらから

M・T
熊碓海岸です。
12年ぶりの小樽市民となってから、初めて夜の熊碓海岸を眺めました。
海岸を見下ろす丘の上の銀鱗荘の風景は変わらずにそのままで、海岸線を走る汽車も汽笛の音も、ほとんど変わらないような気がしました。ただ雨続きのなか久しぶりに晴れた夜だったからか、記憶よりもいくぶん光が多くきらきらに見えました。
この海の向こうに夢を探したあの頃と、この海から見える風景に希望を見つけた今とが
重なり合う、いつも起点であり続ける海岸です。

K・R
おたる水族館のトドジャンプ台とその後ろに広がる黒い海。冬になるとその海の方から
野生のトドが恨めしそうに水族館の内側でぬくぬくごろごろしているトドを見つめ、
時々鳴き声も出したりする姿が何ともいえず、まるでトドの世界のアリとキリギリスみたいだ。

B・K
すきな小樽の海の景観
銭函浜から小樽方向
生粋の小樽っ子、海を語らずして今はありません。小、中、高と小樽の学校を卒業、中、高、
多感な青春、海を見ながら校舎を後にしました。特に快晴の秋の空と、海が忘れられません。
今は孫達と浜辺で磯遊びをしています。日々、刻々と色が変わる海と空、目が離せません。
大空でバレリーナーがくるくると踊っている様に見える最近のショットです。

N・M
天狗山にあるザ・グラススタジオ・イン・オタルの駐車場からの海の景観が好きです。
四季通して、お天気の良い日もそうでない日も絵葉書のように見えて一番のお気に入りです。

T・J
何年前になるでしょうか^^友人のお母さんがウイングベイ小樽の抽選会で見事!
クルージングペアチケットに当選し~友人に誘われクルージング初体験!したことを今でも覚えています^^最初は初めてのクルージング&思ったより小さいヨットにドキドキ☆
でも次第にドキドキ☆がわくわく♪に変わったことは間違いありません^^(笑)
小樽築港マリーナから遠くなるにつれて~いつもの小樽と違った景色とカモメの歓迎☆
ふれあいは、クルージングでしか体験することのできない!素敵なひとときでした♪
また1つ新しい小樽の魅力を発見!実感した~また機会があればぜひ楽しみたいと思う
小樽の海の素敵な思い出です♪^^

T・S
札幌から小樽に向かう時に国道5号線から見える海の景色が好きです。
普段海とは縁のない生活をしているので、銭函付近から青い海が見え始めると、
ワクワクしてきます。
張碓トンネルを抜けて小樽の街と港も見えてくると、自分の故郷でもないのになぜか「帰ってきた」というほっとした気持ちになります。

O・K
塩谷の海岸。
子供達と遊んだ思い出の場所です。

M・S
夜、観覧車の中から見る海と小樽の街→付き合うことになった場所・1年半後の誕生日にも
プロポーズされた場所だから☆
初めて2人きりででの小樽デートで告白され付き合うことになり思い出の地に。
2年後の誕生日にも小樽へ遊びに来ていて観覧車に乗りました。プロポーズされ結婚がきまり、
今では2児のパパとママ。
先日も2歳と4歳の息子を連れ、初めて潮祭りに行きました。
また家族で小樽に遊びに行きたいです。

S・K
・具体的な場所
小樽南防波堤

・好きな理由
小樽の夜の町を海の音を聞きながらボーッと眺めていられるから。

・エピソード
はじめて行った小樽は爺ちゃんとのイカ釣りだった。
その頃の僕はいじめられっ子で、いつもひとりぼっちだった。
親父はいつも忙しくて、自分のことを気にかけてくれてなくて、寂しかった記憶がある。
爺ちゃんは元漁師だ。
量の最中に大ケガをしてしまって、漁師という仕事をやめてしまったそうだ。
今考えれば、そんな自分を不憫に思って爺ちゃんは爺ちゃんの大好きなイカ釣りに僕を
連れて行ってくれたのかもしれない。
毎年イカ釣りに連れて行ってもらったけれど、大きくなるに連れて疎ましくなってきて、
中学年生の頃に爺ちゃんに酷い事を言ってしまった。その年に爺ちゃんは亡くなってしまった。
なんとなく彼女ができる度に小樽には行ってしまう。
爺ちゃんに紹介したくて。

Y・K
WING BAY OTARU 2Fフロアー ネイチャーチャンバーです。
ガラス越しに見える日本海がビューポイントです。
1Fでステージコンサートが行われていて音楽と一緒に素敵な時間を過ごせました。

A・A
国道5号線を、桃内トンネルを抜け、忍路トンネル手前で右に折れ、ゆるい坂道を
登り切ったところで、左後方へ折れた先です。
大好きな理由
2008年夏より始めたウォーキングも、1周年を迎えました。
この場所は、四季折々の海の景観を、眺めるには最高だと思います。お天気の良い日には、
海の向こうに厚寒別岳の山並みが、くっきりと見えます。
また、後ろを振り向くと、酵母パンのお店「エグ・ヴィブ」と、陶芸家のアトリエ「不悉洞」が大好きな海の景観に花を添えています。こんな素晴らしい海の景観を、眺めながら歩ける幸せに、
毎日浸っております。

O・S
北防波堤の突端です。渡し船でいったのですが、
ほぼ360度海という光景はなかなか味わえません。

情報サロンへのお客様 アースウォーカー&フラダンサー

 

今週はいろいろな方がサロンへいらっしゃいました。

小樽から沖植えながら沖縄まで歩いたアースウォーカー中谷宏一さん。

3年ほど前に一度お会いしてアースウォークのことを聞いていたので、懐かしかったです。

海のお話を少々。風の力でどこまでも走れるヨットで、海を渡れば大陸に行くこともできる!

うみプロにぴったりの発想。
さっそくうみプロメンバーで世界のヨットマン菊地透さんと合ってもらうことにしました。

木を植えながら、世界を回ってもらいたいなー。

お次は、フラダンスの美しい先生!フラ マインド イリアヒの野口花代さん

フラッ(笑)とお寄りいただきました。

去年から小樽でスタジオを始められたそうです。

海といえば、フラダンスは欠かせません?!

来年の海辺のイベントではぜひフラダンスを見てみたいなーと、勝手に期待しています。
SH390018

海が好きで、海がちょっぴり気になるひとが、サロンに気軽に来てくれる。
サロンぽっくなってきましたよ。

うみプロ事務局 大塚英治

まるごと体験!海の宝物~祝津の海で学ぶ命のつながり

9月19日(土)~21日(月)の小学生を対象とした漁村宿泊体験モニターツアー
「まるごと体験!海の宝物~祝津の海で学ぶ命のつながり」が行われました。
参加したのは高学年を中心とする小学生31人。小樽市内や札幌をはじめ、函館から参加してくれた兄弟もいました。2泊3日、めいっぱい海で遊び、海で学んだ子どもたちの様子をお伝えします。

9月19日

水の大切さを知る

 
 19日午前10時過ぎ、海辺の情報サロンには次々と大きなリュックをかついだ子どもたちが集まってきました。一人のキャンセルもありません。兄弟姉妹やお友達と参加した子もいますが、一人で参加する子も多く、少し緊張した様子が見られます。
 スタッフは小樽うみ元気プロジェクトのメンバー4人。担任の先生の役割を果たすのは委員長の
森井秀明さん。プログラム担当は大塚英治さんと二杉寿志さん。記録係兼雑用は私、野谷悦子です。祝津で地域振興に取り組む「祝津たなげ会」のメンバーや漁師さんも協力してくれました。
さらに、子どもたちのグループリーダーとして北野台中学で先生をしている久保田将樹さん、
東海大学生の斉藤郷さん、斉藤荘平さん、田淵廉さん、中原夏野さんが参加しました。

 森井さんからの挨拶、スタッフ紹介の後は、お互いに知り合い親しみを持つための
「アイスブレイク」です。二杉さんがスタッフや参加したみんながお互いに親しくなるためのゲームをしました。 手遊びでリラックスした後、二杉さんが取り出したのはペットボトル。中には1ℓの水が入っています。
「これが地球の水全部だとしたら、飲める水はどのくらい?」という投げかけに各グループで相談が始まりました。二杉さんの説明によると、975mlは海水、残り25mlのうち氷ではなく水としてあるのは7.5ml、このうち飲める水は1滴ほどです。因みに、10年前までは今よりも氷が多かったので、
海水以外の水は30mlだったそうです。
 次に取り出したのは4本の瓶。中にはどれも無色透明な水が入っています。
「この中に1本だけ真水があります。どれでしょう?」最初は目で見て、ふってみて、匂いを嗅いで、五感を使って考えます。グループの中でもいろいろな意見が出ている様子。
種明かしをすると、真水以外にアルコール、サイダー、海水がありました。
アイスブレイクが終わったころには、みんなの緊張もほぐれ、グループリーダーたちとも打ち解けた印象です。笑顔や会話も増えていました。

観光船で祝津へ

 昼食を食べた後、サロンを出発した一行が向かったのは運河。
「運河って何だろうね。運河も実は海なんだけれど、どういう海なんだろう。
どうしてここに運河ができたんだろう。そんなことを考えながら歩いてみよう」。
二杉さんのこんな呼びかけに、子どもたちはグループで話し合いながら運河散策をしました。
 対岸の石造りの建物を見てみると「倉庫」の文字があちこちに。
「きっと荷物を運んできて、ここに入れたんだね」。
そんな意見が聞こえてきます。運河沿いで自作の絵ハガキやグッズを販売している人たちや
人力車の人に小樽運河の歴史についてヒアリングしている姿も見られました。
 終着点は観光船乗り場。ここから船に乗って祝津に向かいます。
祝津に行ったことがある子は多いのですが、船で行くのはほとんどがはじめてだと思います
(私も)。デッキに出ると、いつもの小樽の街が違ったアングルで眺められます。
街の広がりや山が迫っていること、天然の良港であることがひと目で分かります。
 到着した祝津港は大きな小樽港とは異なり、小さな漁港です。漁船がたくさん並んでいます。
民宿まで歩いて行く途中には魚網や浮き玉など漁に使う道具があり、シャコの網を掃除しているおばさんもいました。
ウニやヒトデを見つけて喜ぶ子もいます。

観光船で祝津到着

観光船で祝津到着

カニ釣り大会で盛り上がる

 民宿「しおさい」が今夜の宿です。荷物を置き、ひと休みしたら、
短パンに着替えて目の前の海へ。海での最初のプログラムは磯の生物観察です。
 一気にテンションが上がる子どもたち。短パンでひざくらいまで海につかる予定でしたが、
中には海に飛び込んでしまう子も。
体が冷えないように途中で着替えに宿に戻る一幕もありました。
 班ごとに分かれ、箱めがねを使ってカニやヒトデ、ウミウシなどさまざまな生き物を見つけ、
水槽に入れて観察しました。
水の中をのぞいてみると、たくさんの多様な生き物がそこで暮らしていることが分かります。
大塚さんから「ヒトデの手は5本、ウニの殻を見てみるとやはり5つに分かれているね。
ウニとヒトデは同じ仲間なんだよ」と説明があります。
 後半は班対抗カニ釣り大会。針金の先に餌のイカをつけ、
制限時間内で捕獲したカニの数や大きさを競います。
各班とも、釣れそうなポイントを探し、釣り方も工夫していました。
餌を入れてみるとわらわらとカニが出てきて、岩の隙間にはとてもたくさんのカニが隠れていることが分かりました。「隠れる場所が必要なんだね」と二杉さん。
最後にお互いの釣果を披露。一番大きなカニ、一番小さなカニ、一番たくさん獲ったチームを
競い合ったあとは、カニたちを海に返してあげました。

盛り上がったカニ釣り

盛り上がったカニ釣り

漁師さんのお話を聞く

 カニ釣りの後、漁港に行くと、ホタテ漁師の中村さんと小樽水族館の渡部さんが待っていました。
祝津ではホタテの養殖を行っています。中村さんはさまざまな漁具や機械を見せながら説明しました。
ホタテは5月に生まれ、1年で5㎝に成長し、2年で食べられること。祝津では海を漂っている
赤ちゃんのホタテを籠で捕獲して育てていること。ホタテは20段もある籠に入っていて、
大きくなるにつれて目の大きな籠に入れ替えていくこと。
ホタテの多くはある程度大きくなると道内のほかの海に出荷して大きく育てること。
みんなの食べているホタテは、いろいろな手間を経て食卓に上っているんだね。
 渡部さんは実際にホタテを手に取り、表と裏があって色が違うことを教えてくれました。
砂の上にいる時に目立たないよう茶色い方が表です。
また、ホタテの「ひも」の部分には眼点と言われる目のような組織があることや、
天敵のヒトデに襲われると貝殻を口のようにパクパクさせて泳いで逃げることもできるそうです。
渡部さんのお話で生き物としてのホタテについても知ることができました。
 その後、カニ漁師の長谷川さんに籠で獲ったヒラツメガニも見せてもらいました。
鍋や汁にするとおいしいカニだそうです。
祝津の海ではいろいろな魚介類が水揚げされているんですね。

秋サケをさばく

 夕食の前、先ほどの漁師の中村さんが宿にやって来て、獲れたての秋サケをさばいてくれました。ズバッと包丁を入れると血が流れ、一瞬目を背ける子もいましたが、
ほとんどの子どもたちは興味しんしんでその様子を見ていました。
こうして一匹まんまの魚をさばくと、私たちの食がほかの命に支えられていることが実感できます。
「いただきます」という言葉はほかの命をいただくという意味なんでよ、というお話もありました。
秋サケの腹の中からに出てきたのはきれいなオレンジ色のイクラです。
みんなでイクラをほぐす体験もしました。
明日の朝ごはんにはこのイクラを食べることになっており、期待がふくらみます。
 夕食は今日見てきたホタテや秋サケ、ヒラツメガニを肉や野菜と一緒にバーベキューにして
食べました。地元の祝津の子どもたちも飛び入り参加し、子ども同士、話が弾んでいたようです。
 夕食後には夜の海に散歩に出かけました。昼間カニ釣りをした場所ですが、
ずいぶん様子は違っています。
暗い分、風や波の音が感じられ、遠くの街の明かりもきれいです。
宿に戻ってからは班ごとに分かれ、リーダーを中心に今日一日の振り返りをして就寝となりました。

9月20日

早朝の散歩でにしん番屋を見学

 翌朝は6時起床。といっても、5時過ぎから目を覚ましている子もいます。
秋サケやホタテの水揚げを見学する予定でしたが、
残念ながら海が時化て漁が中止になってしまいました。でも天気はいいので、
祝津のまちを大塚さんの案内で散歩することになりました。
 祝津は道内でも早くに拓けた漁業のまちです。観光施設のにしん御殿有名ですが、
そのほかにもまちを歩いてみるとあちこちに歴史的建造物が残されています。
江戸時代に建てられた神社や明治時代のにしん番屋、石蔵、
網元の家などはかつての栄華が感じられる立派な建物ばかり。
中には改装されて今はレストランとして活用されている番屋もありました。
 そのような古い建物に子どもたちが興味を持ってくれるか、私たちは少し心配でしたが、
想像以上に子どもたちが楽しんでいた様子です。この次は祝津の歴史やこれらの
建物の由来や建築様式についてガイドを入れて解説してもいいと感じました。
 お散歩の最後に今日プログラムを実施する浜に寄り、ビーチコーミングをしました。
ゴミもたくさんあったけれど、きれいな貝殻や魚の骨もあり、生き物の気配が感じられます。
きれいなビーチガラスを集める女の子、
ハングル文字のペットボトルを見つけた男の子もいました。

ライフセービングとスノーケリングを体験

 朝食後はウエットスーツ、マリンブーツ、足ひれと水中メガネを持って浜へ。
まずライフセービングを体験します。
先生を務める森井さんは北海道のライフセーバーの草分け的な人。ライフセーバーはどんなことをするか、海で安全に過ごすためのポイントなどを解説し、実際に海に入ってみました。
9月の海は思っていたより暖かく、ウエットスーツを着ているので寒くありません。水をかけ合ったりと、みんなの楽しそうな声が響きます。実際にライフセービングに使うニッパーボードを使った
リレーでは、白熱したレースを展開しました。
昼食は海水鍋。海水に事前にみんなで用意しておいた野菜や肉を入れ、煮たものです。
海水の程よい塩分がおいしい! 体も温まりました。
午後は足ひれや水中メガネを付けてスノーケリングをします。大塚さんの指導で器材の使い方や泳ぎ方、立ち方を学んだ後は、実際に生き物を探してみました。ウニ、魚、
カニなどいろいろな生き物を見つけていた様子。
中にはスタッフと一緒に背が立たない深さまで行って
「最初はちょっと怖かったけど気持ち良かった」と話してくれた子もいました。
約2時間のスノーケリング、寒くなって陸に上がり焚き火に当たっている子もいましたが、
最後まで参加した子も多かったです。上がった子の中には箱メガネを使って生き物観察をしている姿も見られました。
この日、海は時化ていましたが、祝津には漁港の陰に風を受けにくい浜があり、
プログラムを実施できました。
このような浜があることは、プログラムを実施する上でとても有難いと感じました。

シーフードカレー作り

 シャワーを浴びた後は、今日の宿、天狗山のおこばち山荘に移動しました。
夕食は祝津のホタテを使ったシーフードカレーです。担当を決め、ホタテを殻からはずす
グループ、火を起こすグループ、カレーを作るグループに分かれて調理です。
このころには子どもたちとリーダーの連携もとれ、お互いに協力し合い、
指示を出しあったりして共同炊事に取り組んでいました。
 ルゥがそれぞれ違うので、できあがったカレーは班ごとに微妙に味が異なります。
ほかの班のカレーと食べ比べるなどして40合炊いたごはんをすべて食べ切り、
カレーも完食しました。みんなで作ったカレーはおしいしね!
 食後はこれまでの振り返りとして海の宝物について、海はだれのものか、
生き物はどんなところに棲んでいたかなどを話し合いました。
それらを表現した壁新聞の制作にも取り掛かりました。みんなはもっとやりたい雰囲気でしたが、疲れているし、明日もプログラムがいっぱいなので今日はこれまで。
それぞれのテントに分かれて就寝となりました。

9月21日

天狗山で海を眺めながらプログラム

 最終日、起床は6時半です。後片付けをしたら荷物を持って天狗山に移動。
ここで朝食を食べます。眼下に小樽の街と海が見渡せる絶景のポイント。
昨日までプログラムをしていた祝津も見えます。海に向かって「小樽、サイコー!」
「小樽、大好き!」と叫ぶ子も何人かいて、スタッフとしてはジーンとくる瞬間でした。
 食後は二杉さんが食べるものと食べられるもの、隠れ家や餌を提供する自然環境について楽しく学べるゲームを実施。「生き物はみんなほかの生き物の役に立っている。
地球も生き物にいろいろなものを与えてくれているね。
そんなことを考えながら水族館を見てみよう」と締めくくり、最後のプログラム、
小樽水族館に向かいました。

課題に沿って水族館で生き物観察

 水族館に着くと、館長さんが出迎えてくれました。「今、特別展『森は海でできている』を開催中です。豊かな森は豊かな海につながっているし、豊かな海は豊かな森につながっています。
自然はみんな、つながっています。今回の皆さんのテーマと水族館のテーマは同じですね」
とご挨拶がありました。
 水族館では班別の行動です。与えられた課題(元気な生き物は? 守ってあげたい生き物は? おいしそうな生き物は? など9つある)に沿って生き物を観察し、探します。時間はたっぷりあるので、イルカなどのショータイムも楽しみながら、じっくり水槽を観察している様子が伺えました。
いつも家族と訪れる水族館とはちょっと違った楽しみ方、学び方ができのではないでしょうか。
課題が終了した班は、昼食の前の時間を利用して最後の振り返りやまとめに熱心に取り組んでいました。
 昼食を食べたら、いよいよ最後のプログラム、海辺の情報サロンに戻ってみんなの体験発表です。お迎えに来ているご両親も見ている前で、一人ひとりが学んだこと、感じたことを発表し、
お互いの体験を共有しました。磯の生物観察、スノーケリング、ライフセービングなど楽しかった
思い出を語ってくれた子もいましたし、「山や海は命をつなぐひものようなものだと思う」
「海は人間だけでなくたくさんの生き物が利用している。大切にしなくては」など、学んだことを
提案してくれた子もいました。

水族館で記念撮影

水族館で記念撮影

海の魅力、祝津の魅力

 子どもたちに海の楽しさを知ってもらい、海からいろいろなことを学んでもらいたいと
企画した今回のモニターツアー。私たちスタッフも試行錯誤でしたが、
ケガなや事故もなく終了してほっとしています。
 初日、はじめて会って戸惑いがちだった子どもたちが、最後のサロンではお別れを惜しむほどに仲良くなってくれたこと、とりわけ班の結束が高まったことが嬉しかったです。
海は危険、行ってはいけないと言われることが多いと思いますが、海の楽しさを知らない子どもたちが増えていくのは寂しいことです。
今回のように指導者が付き安全を確保した上での体験を通して「海っていいな」「また海に遊びに行きたい」と感じてもらいたいと思います。
また、私たちももっと幅広く海の魅力を伝えられるようにプログラム開発を進めたいと感じました。
今回のプログラムは小樽市の祝津地区を中心に行いました。
祝津は小樽の街からほど近い場所にありながら漁村の暮らしを体験でき、水族館もあるすばらしい場所です。
歴史的な建物もあり、宿のすぐ目の前の海でプログラムが実施できるし、
海が多少時化ても大丈夫な浜があるのも好都合でした。
これからはより地元の方々との連携を進め、祝津ならではの体験を作り上げていきたいと思います。 

私の好きな小樽の海⑥

あなたの好きな小樽の海の景観

皆様からご応募頂いたエピソードを紹介します。
前回ご紹介したものはこちらから

O・A
「札樽間のJR車窓からの海」
小樽に住んで札幌で働く日々、若い時分は気にならなかったが、年令とともに、しだいに通勤が苦通に。
救われるのは海の風景。トンネルのアーチ状の窓(?)からこま切れに見える海や、窓からはいっさいの人工物が見えず、まるで海の上を走ってるような風景や…
なんとか日々ガンバレてます。

N・R
蘭島。
おかあとはじめて行きました。

N・H
蘭島。
子どもと初めて行きました。

F・T
大病をし、歩行困難になりリハビリに砂浜が良いと。海をながめ、リハビリをしました。
あれから10年。靴をはき歩くことができ、蘭島の砂の浜辺に感謝して毎年行きます。

A・M
ウイングベイから見る海♡犬との思い出があります。

S・A
祝津。
小樽水族館の上から見た海がとてもキレイでした。夏の夕日。

E・E
ウイングベイから眺める海。
デートで来た思い出があります。

Y・M
私の小樽の海の景観で好きな場所は、“グランドパーク小樽”の上階からの海が見える部屋から見た景色です。
ここからの景観をみるために、年に一・二度主人と来ています。
好きな音楽をかけて、シャンパンを飲みながら見る、ここからの景観は、日々の疲れを忘れさせてくれる、私にとっては最高の景観です♡

A・M
≪お客さんが帰った後の小樽ドリームビーチ≫
先日、小樽ドリームビーチというところでライフセービングの体験学習をしました。その日のお客さんは案外少なくて、15時くらいにはもう誰もいない状態でした。
その時友人が監視塔の上でぼーっと海を見ていたような後ろ姿と、少し夕暮れ時の空と海と誰もいない砂浜がとても風流に見えて、今でも記憶に残っています。海も穏やかで、その時だけ時間が止まったようでした。

M・H
電車から見る夕暮れの海。
夕方の電車から見る夕日がとてもキレイで素敵でした。
電車から見た海の色と空の色がマッチしていてて、ちょっとした小旅行を行っている気分でした。海を眺めながら音楽を聞いている時間がすごく幸せでした。
そんな電車から見た海が好きでした。

K・Y
「夕暮れのドリームビーチ」
初めてドリビに行った日。その日は雲のない晴れた日で、沈む夕日が水平線から空にかけて、キレイなグラデーションになっていて、とてもキレイでした。

K・H
グランドパーク小樽の客室からのマリーナ。
ずっーと見ててもあきない。セレブな気分に浸れる。

Y・K
小樽天狗山スキー場から見た景観が好きです。
13~14年ほど前にスキーの資格を取るために練習をしによく通っていました。
天気の良い日はもちろんですが、ナイターの時も、小樽の夜景と遠くに見える海が
好きでした。
転勤してなかなか小樽でスキーをする事が無くなってしまい、最近は見ていないので、
是非家族で見に行こうと思いました。

K・M
私の好きな小樽の海の景観は小樽水族館にある観覧車に乗った時に見える小樽の海です。乗らないとダメなんですが、あの晴れ渡る青い空。それに対抗するかのように青い海。そこに浮かぶヨットの白い帆。ゆっくりと進む船。 
13年前 家族で水族館に行った時 パニック障害の典型的な過呼吸に初めてなり具合が悪く乗れなかった観覧車。ずっと心の病意と闘い、なかなか恐怖心から小樽に足が向かず・・・でも去年やっと 当時赤ちゃんだった一番下の息子と小樽に行きあ~来たんだという思いと観覧車から見た素晴らしい景色に号泣したのを覚えています。一生忘れないあの景色を今年も見られたらいいなって思っています。

Y・T
毛無山展望所から見る小樽の海。
朝、昼、夜と表情を変える海が大好きです。結婚する前に、よく毛無山から小樽の海を見に行った想い出の場所でもあります。

N・K
観光船で水族館を過ぎ長橋方面へ向かうところが、とてもきれいでした。観光船はかもめにパンの餌をあげることができるので子供も大喜びでした。

S・M
こんにちは。
以前、小樽に遊びに行った時、あまりにも感動したので写真を送らせていただきます。
この写真は、友人と小樽水族館に行った時の写真です。水族館の上の方にあがり、そこで絶景を見る事が出来たので写真を取りました。北海道で今まで見た中でとてつもなく海の色が綺麗で感動しました。また、ぜひこの景色を見に行きたいです。
宜しくお願い致します。

ベイキッズクラブヨットコースにお邪魔しました

9月22日、ベイキッズクラブのヨットコースにお邪魔しました。気持ち良い秋空にさわやかな風が吹き、参加した子どもたちには絶好のヨット日和です。海辺の情報サロンに集まってくれたのは小樽市内や札幌から来た小学生と中学生、合計8人。ちょっと緊張した面持ちでスタートです。

世界は海でつながっている

  海に出る前にサロンで菊地透船長のお話を聞きました。船長は、世界は海でつながっていて、船に乗ればどこへでも行けること、日本の中で一番外国に近いのは北海道で、根室の納沙布岬からロシアまでは1kmしかないことを話しました。窓の外に見える小樽の海も世界とつながっています。そして、ヨットはガソリンを使わずに風の力だけで走る、すばらしい乗り物。そんなお話を聞きながら、どこまでも広がる海の向こうにある未知の世界に思いを馳せたのではないでしょうか。
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 続いて船長はヨットが走る原理を分かりやすく説明しました。帆を動かすにはロープを引っ張ったり、巻いたりします。ヨットを動かす上でとても大切な技術がロープワークです。講座では8の字結びやとっくり結びなど、船の上で使うロープの結び方を実際にやってみました。

 このころには子どもたちの気持ちもほぐれ、先に習得した年上の子どもたちが年下の子どもたちに教える様子も見られました。

風と海を体で感じました

  サロンでの講座が終わったら、いよいよ海に出ます。子どもたちは2つの班に分かれ、エンジンの付いた大きなヨットと、エンジンが付いていない小型のヨットに分かれて乗りました。

 大きなヨットは菊池船長です。エンジンで少し沖まで出てから帆を張ると、風を受けてヨットは大きく傾き、グーンとスピードが上がりました。「わぁー」という歓声が上がります。船長の指示でロープを巻いたり、伸ばしたり、皆で協力して操船しました。舵の取り方を教えてもらい、
交代で船長も体験。責任を感じてか、舵をにぎっている時は子どもたちの表情も引き締まります。

 防波堤の外に出ると急に波が大きくなって船が揺れたり、風の強さでスピードが変化したりと、子どもたちは体で海を感じました。また、いつも見ている小樽の街も、沖から眺める景色はひと味違います。
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 一方の小型のヨットではよりアドベンチャー気分を味わっていました。
こちらの船長は小樽海上技術学校の学生さんが協力してくれています。海面に手がふれるほど近く、海水が入ってきたり、大きく傾いたりと、はらはらの連続でしたが、エンジンがない分、自然の力だけで動いている実感があったようです。
090922

それぞれの感想を絵や文章で表現

  子どもたちはサロンでお弁当を食べた後、船を交代して両方を体験しました。最後にサロンに戻って感想を書いて終了。年長の子ははじめてのヨット体験で感じた難しさや楽しさを文章で、低学年の子は生き生きとした絵で表現していました。ヨットの中にリビングやキッチン、ベッドがあったことが印象に残り、絵に描いたお友達もいました。

 海の上で子どもたちはどんなことを感じたでしょうか。はるかな海の広がりとロマン、自然の力、小樽の街の美しさ、船長やお友達との協力、舵を任された責任感、太陽や風の心地よさ、世界の海で活躍してきた船長の魅力-。この日の思いを心に焼き付け、また小樽の海に帰って来てほしいと思います。